一生続くの?治らない肌荒れの原因とオーガニック療法とは?

何をしても治らない肌荒れ。特に顔に発生してしまうと、まさに生き地獄のような辛さですよね。
そんな中で、肌荒れに関する対処法やスキンケア方法の情報は、同じ症状に対しても様々存在しており、一体何が正しいのか分からないのではないでしょうか?
そこで実は、現代医学においても人体について判明しているのは大体1~2%程度であり、医師や専門家でも肌に関しては分からないことだらけなのが現状とされています。

そのため、医師や専門家によって
「洗顔は朝晩しっかりした方が良い」
「汚れを落とすためにクレンジングが大事」
「化粧水は塗る必要ない」
「化粧水は保湿のために必要」
など、様々な意見に分かれているのです。
さらに困ったことが、人はそれぞれ「年齢」「性別」「体質」「生活習慣」など全てがバラバラであるため、世の中に溢れる情報が正しくても、それが今の自分自身にとって絶対に正しいとは限らないということ。
Youtubeなどで医師や専門家が「この方法が良いですよ!」ということを試してみても、全く効果がないばかりか、逆に荒れてしまった経験もあるのではないでしょうか。

では果たして、肌荒れに対して一体何をすればいいのか?
実はそこで重要なのが、現代に溢れる多種多様のスキンケア方法よりも、まずは今の自分自身の身体に目を向けることです。先ほどもありましたが、最先端の情報も含めて現在までに人体について判明していることは大体1~2%程度。
つまり残りの約98%以上は未知の領域で、それほど人体は驚くほど難しく、そして巧妙に設計されているということなのです。
それでは果たして、そんな巧妙に設定されている人体が、そもそもそんな簡単に「肌荒れ」というエラーを起こすでしょうか?一体、「肌荒れの正体」や「肌質改善の真実」は何なのでしょうか?
そこで本記事では、
1、『人体における肌荒れの原因』
2、『オーガニック療法での肌質改善』
という2つに焦点を当てて解説していきます。
人体における肌荒れの原因とは?

肌荒れの原因は様々だと思いますが、大きく分けて「生活習慣」と「スキンケア」の2つが特に大きな割合を占めているでしょう。
そこで、「生活習慣」と「スキンケア」をそれぞれ大まかに分解すると、
「食事」「運動」「睡眠」
「洗顔」「化粧水」「美容液」「乳液」「化粧」
このようになります。
これから詳しく解説していきますが、現代の「人体における肌荒れの原因」の多くは、きっと上記が原因で引き起こされている可能性が非常に高いです。
そのためまずは、生活習慣から見ていきましょう。
生活習慣:人体は「食事・運動・睡眠」で作られている

「栄養バランスのとれた食事」
「適度な運動」
「十分な睡眠」
これらは明らかに健康的な生活習慣であり、まさに健康体であることが簡単に想像できるでしょう。
スポーツ選手が特に上記に当てはまっており、TVやSNSを見てると、みんな肌がツルツルで綺麗ですよね。
そこで、『美肌』とは必ず「健康」や「健康的な生活習慣」の上に成り立っているのです。

つまり、「不健康」「不健康な生活習慣」の上に『美肌』は決して成り立たないのです。
そのため、現在肌荒れが生じているということは、「不健康な生活習慣」である可能性が高いと言えるんですね。
そこで、「健康的な生活習慣」を実現する上で、最も大切なのが「食事」になります。もちろん美容のためには「運動」「睡眠」も欠かせません。しかし第一優先として、まずは「食事」です。
そのため続いては、なぜ「食事」が重要なのかについて見ていきましょう。
『食』という漢字は「人を良くする」と書く

食事は、美肌にとって最も重要な要素であると言えます。
そこでもしかしたら、これまで食事を疎かにしてきたのはないでしょうか?
やはり何といっても、肌は外側から作られるのではなくて、毎日の食事によって内側から全て作られています。そのため極端な話、1ヶ月間、毎日3食ポテトチップにした場合、作られる肌は汚そうですし、すぐに荒れてしまいそうなイメージですよね。
つまり、不摂生な食事によって作られた肌は、いくらスキンケアや運動、睡眠を頑張っても中々改善しなかったり、すぐに肌荒れしやすかったりするのです。
そこで、『食』という漢字は「人を良くする」と書きます。
やはり人間、必ず何かを食べ続けないと生きていけません。そのため、毎日の食習慣によって無意識のうちに人生を「良く」も「悪く」も自らで変えてしまっているということなのです。
食の力は偉大です。おそらく、不摂生な食事によって肌が荒れた経験は何度もありますよね。つまり反対に、栄養バランス抜群の健康的な食事を継続していけば、肌は強くなり荒れづらくもなるということです。
そのため、これまで「添加物たっぷりの食品」「お菓子」「ジュース」「お酒」などを頻繁に口にしていた場合は、まずは完全に断ってみると肌にも大きな効果が出るはずでしょう。

肌の生まれ変わりは約1ヶ月、栄養を運ぶ血液の入れ替わりは4ヶ月と言われているので、とりあえずは最低1ヶ月の辛抱で、今後の人生でも体に悪いものは出来る限り口にしない方が良いと言えます。
そして口にする食べ物は、まずは炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、無機質(ミネラル)の5つの栄養素を意識して、バランスの良い食事が大切です。

上記の五大栄養素は、人間の体内で生命活動を維持するために必要な栄養素であり、どれかが欠乏してしまうと体内のバランスが崩れて結果的に肌荒れに繋がってしまうこともあります。
そのため、ご自身の現在の年齢性別に合った適切な栄養摂取量を把握した上で毎日の食事を意識すると今後の肌質が大きく変わっていくでしょう。
肌荒れという辛い経験を一生するくらいなら、「添加物たっぷりの食品」「お菓子」「ジュース」「お酒」を断つのなんて簡単なことのはずです。
何を食べないのかも重要である
食べ物の中には質の悪いものや人によっては体質に合わないものもあります。
例えば、
白米やパン、パスタ、ラーメンなどの小麦食品
牛肉豚肉などの赤身肉・加工肉
くるみやアーモンドなどのナッツ類、コーン油、大豆油、ひまわり油、ごま油などの植物油、マヨネーズ、バター、マーガリンなど)
が挙げられます。

中でも現代の日本人の80〜90%は小麦が合わない体質だと言われています。 それは小麦に含まれている主なたんぱく質のグルテンが原因です。 グルテンを摂取すると体内の免疫細胞がグルテンを異物や有害なものとみなして攻撃し、様々なアレルギー症状を引き起こしてしまうからです。

また、牛肉豚肉といった「赤身肉・加工肉」はきわめて消化が悪く、腸内環境に著しい悪影響を与えるアトピーの悪化原因です。タンパクが分解されずに腸壁から入り込み、アレルギー反応を生じるため、過剰摂取は禁物とされています。

オメガ6脂肪酸を多く含む植物油(サラダ油、ごま油など)や、飽和脂肪酸を多く含む油(バター、ショートニングなど)、ナッツ類(くるみ、アーモンド)などの過剰摂取も、ニキビ肌やアトピー肌の悪化に繋がるので注意が必要です。
それでは続いて、一体何を食べれば良いのかと言いますと、これも体質によって異なるので一概には言えません。しかし、共通する条件としては「消化に良い」「栄養価が高い」「腸内環境を改善する」食べ物が良いといえます。

例えば、
玄米、発芽玄米、魚、発酵食品、野菜、きのこ、果物など
※可能であれば米や野菜、果物は全て無農薬か、有機野菜(減農薬)。
※発酵食品も全て原料はオーガニック
※魚は天然物を自分で捌くのがベスト。
です。
もちろん体に良さそうな食べ物でも、人によって合う合わないは確実にあります。アトピー肌の方で「炭水化物抜きが調子が良い」「大豆食品を抜いたら調子が良い」などもあったりします。
そのため、最初から完璧な食事を目指すのではなく、まずは様々な食材を試したり、色々な情報を学んで、
「これだったら自分の身体に合いそうだな」
「これ食べたときは肌の調子が悪い気がする」
「週1日は断食して腸内環境を整えてみる」
など、徐々に自分なりのベストな食生活を確立していくのが一番です。
身体を作るのは口に入れる毎日の食べ物であり、人生を歩むのは自らの身体です。そのため、肌改善や美肌への第一歩として、まずは最低条件であり最高条件である食事を意識していきましょう。
運動は肌に栄養を届けるのに効果的

結論、運動は肌改善や美肌には非常に重要です。
しかし、肌が荒れている状態で外に出て運動したり筋トレするのは憂鬱ですよね。そのためまずは、自分の中で、ある程度肌が綺麗になったり気にならなくなった時に始めたらいいでしょう。
ただ、とりあえずは運動によって肌改善に繋がるメカニズムについて解説しておきます。
まず、食べ物は胃と小腸で消化・分解された後、栄養素に分解されて血液に取り込まれ、肌や体に栄養を届けます。
その際に大切なのが血流です。そこで、運動しているときって心臓がドクドクしますよね。

分かりやすく言えば、この状態が血流促進といって血の巡りを良くしているのです。実際に家の中で1日過ごすよりも、1日1時間ウォーキングなど適度に運動した方が血の巡りが良くなっていることはイメージできますよね。
そのため、肌に栄養を届けるために運動は非常に効果的であり、出来れば今後習慣にした方が良いと言えるのです。
睡眠と成長ホルモンが肌を綺麗にする

結論、睡眠も肌改善や美肌には非常に重要です。
これは感覚としてすでに理解されているかと思いますが、睡眠不足の時の肌って何だか元気がないですよね。反対に、良く寝た日は「肌の調子良いかも?」と思うこと多いでしょう。
ただ、もしかしたら今は肌が弱っているため、たくさん寝ても肌の調子が悪い日がほとんどかもしれません。
しかし、これまでお話させていただいた食事や運動と睡眠を組み合わせることで状況は好転する可能性があるでしょう。
まず、睡眠不足だと成長ホルモンの分泌が減ることで、新しい肌を作るターンオーバーが正常に行われなくなります。その結果、肌の機能が低下して、乾燥や肌荒れ、ニキビを起こしやすくなるのです。
つまり反対に、成長ホルモンを正常に分泌させることが出来れば肌のターンオーバーが正常化され、肌トラブルが改善されていくのです。

それでは、成長ホルモンを作っているのは何か?
それは、日頃口から接種した食べ物から出来ています。
正常な成長ホルモンを分泌するには、毎日の質の良い食事です。そのため、ただ何も考えずにたくさん寝るのではなくて、正常な成長ホルモンを分泌するために、日頃から良い食事を摂る必要があるのです。

そして運動は睡眠の質を上げ、成長ホルモンの分泌を上昇させます。学生時代の運動会や旅行の夜は驚くほどぐっすり眠れますよね。これは運動量が多く、シンプルに肉体が疲れているからです。
そして、寝ようと思って無理やり寝るのではなく、疲れたから寝むたいという状態の方が成長ホルモンの分泌が多くなります。
そのため、デスクワーク等で身体をあまり披露出来ていない場合は、身体を疲労させるという意味で適度な運動が重要になってくるのです。
まず最初は食事から!
これまで「食事」「運動」「睡眠」をお話してきましたが、実は全てが繋がっていることが分かりましたよね。
ただ、最初から全て完璧にこなすのはストレスになってしまうので、まずは質の良い食事を心がけて、肌がある程度綺麗になってきたタイミングで、継続できて楽しめる運動内容や質の良い睡眠について考えていくのがいいでしょう。
スキンケア:本当に世の中の美容情報は正しいのか?

さて、続いては肌に外から手を加える「スキンケア」について詳しく見ていきましょう。
現代では様々な「化粧水」「美容液」「保湿クリーム」などといった化粧品で溢れていますよね。そこでSNSでは「この商品を使ったら肌荒れが改善された!」などの動画も多く、きっと何度も見たことがあるのではないでしょうか?
ただ、結局何を使っても肌荒れが治らないと、果たして本当に化粧品で肌が綺麗になるのかどうか疑問に感じますよね。
現実問題としても、化粧品が原因で肌トラブルを経験していると感じる人は9割以上と言われています。もちろん化粧品で肌が綺麗になっている人も多く実在していますが、それ以上に化粧品によって肌が荒れてしまった人の方が多いのが現状なのです。
それでは続いて、「化粧品業界の正体」について詳しく紐解いていきましょう。
テレビ化粧品広告の嘘

「化粧品は肌を綺麗にする」
「化粧品は肌荒れを改善する」
これは今では、世の中の常識と言えるでしょう。
しかし常識というのは、権力者や利権者によって作られた都合の良いルールであり、必ずしも人体や生活にとって正しいとは言い切れないのです。
それでは化粧品はどうだろうか?
結論として、大きな力が働けば嘘でさえ本当にすることだって出来るということ。例えば、人体にとって化粧水が必ずしも必要なくても、必要不可欠なものにすることだって出来るのです。
まず、これまでの化粧品に関する常識はテレビによって作られたといっても良いでしょう。

そこでテレビ番組というのは、スポンサー企業がお金を出すことによって作られています。(芸能人の出演料、撮影スタッフの給料、弁当代など)
そして、CMで化粧品が多く流れていることから、テレビ番組のスポンサーとして化粧品会社が多く関わっていることが分かりますよね。つまり、テレビ番組側からしたら、スポンサー料のためにも化粧品が売れなくなることは言えず、化粧品がもっとたくさん売れるようなことを言わざるを得ないのです。
これまで多くの人はテレビで言われていることを信じてきましたから、「化粧品は肌を綺麗にする」「化粧品は肌荒れを改善する」という情報を鵜呑みにしてしまい、作られた常識の中で生きてきたのです。
そして、国内化粧品市場は2兆4,780億円となり、直近では徐々に右肩上がりに伸びてきています。つまり、国や政府としても大事な収入源であるため、化粧品や美容常識によって肌荒れしている人が多い現状だとしても、厳しく規制することはないのです。
江戸時代に肌荒れが少なかった理由

現代では多くの方が肌荒れで悩んでいますが、江戸時代(1603年 – 1868年)や昭和50年(1975年)くらいまでは、アレルギー症状や乾燥肌などの肌荒れの方はほとんどいなかったと言われています。
そこで、スキンケアが大衆化されたのは江戸時代となります。
それでは果たして、一体なぜ江戸時代や昭和時代にはアレルギー症状や乾燥肌などの肌荒れが少なかったのでしょうか?
それは、
- 大気汚染や紫外線量
- 多様なストレス
- 成長促進ホルモン剤や抗生物質を使用しない肉
- 農薬が多く使用された野菜や果物
- 豊富な添加物や化学調味料
などがなかったからなのも理由として挙げられるでしょう。
そして最も重要なのが、スキンケア方法です。
江戸時代には「花の露(はなのつゆ)」という、女性が自ら手作りした化粧水が使われていました。

「花の露」とは、朝露に濡れたバラの花を採取して、蘭引(らんびき)と呼ばれる器具で蒸留水を摂り、そこに香薬を混ぜたものです。つまり、現代のように化学成分がたっぷりの化粧品と違って、完全にオーガニックで作られていたのです。
その他の洗顔料やヘアケアなどにもオーガニックの原料が使用されており、江戸の女子はオーガニック志向だとされています。
「添加物・化学調味料・抗生物質・農薬が使われていない食事」
「オーガニックの化粧品」
主にこの2つの理由から江戸時代には肌荒れが少なかったと言えるでしょう。
正しいスキンケアの真相
現代では様々なスキンケア方法が存在していて、一体何が自分に合っているのか分かりませんよね。
そこでそもそもなのですが、実は肌には、外部の刺激から自らの肌を守る「バリア機能」というものが存在しています。

そして「バリア機能」には、『天然保湿因子(NMF)』と『細胞間脂質』という2つの素肌の保湿成分が含まれており、これらはどんな高価な化粧品も足元に及ばないほどの保湿力を持っているのです。
「自分に合う化粧水や乳液が見つからない…」そう悩んでしまうこともあるかと思いますが、実は自分だけに確実に合う保湿成分は自分自身で作り出すことができるのです。
そして自分で潤いを作り出すことができるため、実はそもそも化粧水も乳液も塗る必要はないとされています。

その他にも、三大美容成分として知られる「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」もスキンケアとして外から注入する必要はなく、これらも自分自身で作り出すことができます。
ただ良く考えてみれば、自分で自分の体を綺麗にすることは、人体としては当たり前の機能ですよね。
しかし現代では、過剰なスキンケアによって「バリア機能」という『人体として当たり前の機能』を自ら破壊し、その結果様々な肌トラブルを引き起こしていると言えます。
まず前提条件として、肌トラブルが起こった時に「洗顔・化粧水・乳液に頼る」というのが間違っていると言えるでしょう。例えば、仕事でストレスが溜まった時に暴飲暴食・お菓子・アルコール・タバコなどで発散しているようなものです。

一時的に楽にはなるけどもストレスの根本的な解決にはなっていませんし、体調を崩したら仕事が出来なくなるので、むしろ現状は悪化しますよね。そのため根本的に考えると、仕事のストレスは仕事で解決するしかないのです。
これは肌トラブルにも同じことが言えて、例えばマスク擦れで肌荒れが起きた時はマスクを布に変更するなど原因に対して対処する必要がありますが、化粧品が常識になってしまうと「肌トラブル→洗顔・化粧水・乳液」とすぐに結びつけて考えてしまうのです。

他にも「食事による肌トラブル」「ストレスによる肌トラブル」全てに同様のことが言えるでしょう。
本来付けなくていいものを継続的に付けてしまうと肌の機能が壊れ始めます。そして、試行錯誤して綺麗になったとしても、どこかのタイミングで合わなくなり再び荒れ始める、その繰り返しとなってしまうのです。
化粧品=悪なのか

ここまで読んでいただくことで、結局化粧品が必要なのかどうか分からなくなりますよね。
そこでまずお伝えしておくのが、「化粧品=悪」ではないということです。ただ、肌荒れを化粧水や乳液で改善したり、肌荒れを隠すためにファンデーションを使用するのは、化粧品としての本来の目的とは違ってくると言いたいのです。
肌が荒れたのならば、まずは応急処置として皮膚科で薬を貰ったり、ドラッグストアで購入したものを塗るのがいいでしょう。(※使用上のルールは絶対に守り、副作用も必ず理解する必要があります)

しかし、薬はあくまで一時的に症状を和らげているだけなので、その間に根本的な原因を解決する必要があるのです。
それは食生活だったり、外部からの刺激だったりです。そうすれば、本来であれば化粧品を使わずとも数週間〜1ヶ月ほどで肌の機能は元通りになっていくはずなのです。
化粧品はあくまで綺麗な肌をさらに綺麗にしたり保ったりするものであり、肌荒れを根本から治療するものではありません。つまり、毒が使いようによっては薬になったり、薬が使いようによっては毒になるように、化粧品も薬も使い方が重要であるのです。
そのため、「化粧品=悪」と決めつける必要はなく、状況に合わせて使わないようにしたり使ってみてもいいということです。

化粧品会社の開発担当者だって、1人でも多くの人が美肌になれるように全力で頑張っているはずですし、多くの人に安く腐らず化粧品を届けるためには防腐剤等の添加物も入れざるを得ないのが現実問題です。
国や政府としても肌が荒れている人は化粧品だけが問題の可能性ではなかったり、実際に化粧品によって綺麗になっている人も多いことから規制のバランスも非常に難しいのでしょう。
ただ、全員にとって洗顔、化粧水、美容液、保湿クリームが絶対に必要であるかのような社会にしてしまったことに問題があると言えるのです。
オーガニック療法での肌質改善

ここまで、「食事運動睡眠の重要性」と「正しいスキンケアとは何なのか」について詳しくみていきました。
ただ結局のところ、一体何をすればいいのか頭がごちゃごちゃになっているはずでしょう。
そこで、“オーガニック療法”と題して、ここまでの情報を3つの手順で簡単に説明させていただければと思います。
“オーガニック療法”といっても、正直当たり前のことを当たり前にこなすだけになります。
手順1:『食事・運動・睡眠を徹底する』

まずは内側から根本的に肌荒れを改善していきます。
質の良い食事を徹底していくと、人にもよりますが大体3週間〜1ヶ月ほどで肌荒れが徐々に改善されてきます。
肌荒れが徐々に治ってきたタイミングくらいでウォーキングや筋トレなどの軽い運動から始めてみるのがいいでしょう。体脂肪率が低く、代謝のいい肉体になれば、それだけで肌荒れがしづらくなります。
睡眠に関しては、自身でベストな睡眠時間が分かっているはずなので、それを常に継続できたら肌も潤っていくはずです。
そして、ターンオーバーを4回ほど繰り返すことで肌は劇的に変化していきますので、まずは正しい生活習慣を約4~6ヶ月継続することを目標にしましょう。
手順2:『スキンケアは何もしないのがベスト』

最初の肌の入れ替わりには最低でも約3週間ほどかかるので、その期間生活習慣で内側から整えながらも、外側からもケアしていく必要があります。
そこでスキンケアに関しては、やはり何もしない『肌断食』が肌にとっては一番です。
泡洗顔・日焼け止め・化粧水・美容液・乳液・化粧
など、顔に塗る全ての行為をやめて、まずは肌本来の回復力が高めることが長期的に見たら最も美肌を保てるでしょう。
しかし、いきなり全てをやめてしまうと、一時的にひどく肌が乾燥したり荒れてしまいます。数週間も肌がボロボロの状態で生活していくのは、中々できることではありません。
そのため、社会で生きていく上で『肌断食』は非常にリスクが高い行為であり、あまり進んではできないですよね。
なので、もし『肌断食』を実践する場合は、1ヶ月ごとに使用している化粧品を一つずつ減らしていくのがいいでしょう。
1ヶ月目:化粧水やめる
2ヶ月目:美容液やめる
3ヶ月目:乳液やめる など
食生活など、生活習慣で内側からもケアをしている状態なので、肌の変化も最小限に抑えられるはずです。
手順3:『オーガニック化粧品を使用する』

お出かけや旅行の際には化粧をしたかったり、急用で必要な日もありますよね。
また、様々な都合上『肌断食』は実践できないため、化粧水や乳液などを塗らざるを得ないことも必ずあるでしょう。
しかし、大丈夫です。
そういった場合でも、化学薬品が一切使用されていない「オーガニック化粧品」を使用すれば、肌へのダメージが最小限に済んだり、もしくは荒れを防いで潤いやハリを得られることもあります。
そこで、世の中には様々な「オーガニック化粧品」が発売されていますが、その中でも特におすすめなのが『マザベジシリカ』という完全無添加のオーガニックパウダーです。

『マザベジシリカ』は、お持ちの化粧水や乳液に混ぜて使用することもでき、
- アトピー肌
- 肌の保湿、ハリ
- ニキビの抑制
- 余分な皮脂汚れの除去
- 顔のテカリ抑制
- 化粧崩れの防止
- 三大美容成分のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成促進サポート
など、幅広い肌質に対応しています。
『マザベジシリカ』とは?
『マザベジシリカ』は、地球環境に優しく、そして肌にも優しい植物“マザーベジタブル”から生まれたシリカ化粧品です。
「マザーベジタブル」や「シリカ」については、それぞれ下記を参考にしてみてください。
について
「マザーベジタブル(通称:マザベジ)」は、地球上に初めて生命が誕生した約30億年前から存在しています。そのため、“地球のはじまりの植物”とも呼ばれています。そこでマザーベジタブルは、様々な分野において非常に高い効果効能が期待できることから、長い間、研究が進められていました。
しかし、マザーベジタブルを0から完全オーガニックで育成するのはとても難しく、これまで商用化の実現は困難とされていたのです。そんな中、近年のAIの急激な進化や長年の研究により、何とついに化学薬品や農薬を使用せずとも育成・商用化が可能となったのでした。
マザーベジタブルは少ない量でも、光合成によって大量のCO₂を吸収しながら成長するため、作れば作るほど、そして育てば育つほど、地球環境を良くしていきます。つまり「マザーベジタブル」は、地球にも肌にも優しい“母なる植物”なのです。
シリカについて
「シリカ」とは、人間の体を作っている大切な物質です。
そんなシリカは、潤いを持ったハリのある肌には欠かせない成分であり、中々綺麗にならない肌荒れは体内のシリカ不足が原因の可能性も考えられるでしょう。なぜならば、シリカは肌に必要不可欠なのにも関わらず、体内で生成されない上に体内のシリカは年齢と共に徐々に減少してしまうからです。
そこで、乾燥肌やニキビといった肌荒れは、体内からシリカを摂取することも大切なのですが、実は外部から肌に直接シリカを塗ることも大切なのです。なぜならば、そうすることで『肌のバリア機能のサポート』や『皮膚のターンオーバー促進効果』などがあるからです。
そのため、近年シリカパウダーには大きな注目が集まっています。
以上の「マザーベジタブル」と「シリカ」の良いところが組み合わさったのが、『マザベジシリカ』ということになります。
そこで、世の中には様々なシリカ化粧品が発売されていますが、実は他の全てが化学処理されたケミカルシリカであり、完全な天然シリカが使用されているのは世界で唯一『マザベジシリカ』のみなのです。
『マザベジシリカ』は、製造の段階で「化学薬品」「農薬」「添加物」の使用が一切行われておらず、完全なるオーガニック化粧品なので、様々な肌質に対応していますよ。
それでは、「マザベジシリカが肌にもたらす効果」や「ケミカルシリカとの圧倒的違い」については、別記事で詳しく解説しておりますので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。

病院や薬はどうすればいいの?

病院で貰ったステロイド薬やプロトピック軟膏の使用を継続することで、ある日突然、爆発的な肌荒れを起こしてしまった、なんて話は決して少なくありません。
そのため、薬の使用に抵抗があったり、現在使用している薬を断ちたいと思っていることもあるでしょう。
ただやはり、一時的に症状を改善するには薬が一番効果があります。化粧品で何をしても改善しなかった肌荒れが、薬ですぐに治ることもよくあることです。
また、肌荒れが続くと生活改善のモチベーションも落ち込んでしまうので、気持ちをあげるという意味でも一時的に薬を使用することは非常に効果的と言えます。
そこで注意点としましては、病院では使用上の説明不足だったり、肌荒れの症状を間違えられてしまうこともあるため、自分自身でも薬の使用上のルールや副作用をしっかりと理解する必要がありますよ。
それさえ必ず守れば、きっと強い味方になってくれるはずです。
まとめ

ここまで、大きく分けて
1、人体における肌荒れの原因
2、オーガニック療法での改善
という2点について解説させていただきました。
そこでおそらく、「何で自分だけこんなに肌荒れで悩まなくていけないのか…」「何で好きな食べ物も自由に食べれないのか」そう悲しい気持ちで溢れているかと思います。

周りやSNS上には、何を食べても肌が綺麗な人がたくさんいますよね。そういった人達と自分を比べては落ち込むことも多いでしょう。
しかし、ポジティブに考えましょう。
肌荒れをしやすいということは、身体の異常にすぐに気づきやすいとも言えるのです。そして、肌荒れに苦しめられたからこそ、食事運動睡眠といった生活習慣の見直しに繋がりましたよね。
人生は想像しているよりも案外長いものです。

その長い人生を常に最高の状態で走り続けるには健康な肉体が必要不可欠と言えるでしょう。そして健康な肉体を作るための食事運動睡眠の重要さに気づけたのは、肌荒れしやすい身体のおかげとも言えますよね。
仕事・遊び・恋愛・趣味と何をするにも健康な肉体がなくては楽しめません。「あのとき、ここまでひどい肌荒れをしておいて良かった」きっとそう思える日が今後来るはずです。
一度不健康な状態を経験したからこそ、健康な状態のありがたさを心から感じることが出来るでしょう。
健康な状態になれば、
- 仕事を全力で頑張れる
- 遊びへの好奇心もどんどん湧いてくる
- 自分を好きになって恋愛を楽しめる
- 趣味で人生を豊かにする
といった様々な幸せを自らで手にすることができます。
そして、その手にした幸せを手放さないように健康を維持することができるのです。不健康な状態の苦しさを知っているからこそ頑張れるはずなのです。
「お菓子」「スイーツ」「アイス」「インスタント食品」「ファストフード」「ラーメン」「アルコール」などなど…美味しい食べ物の誘惑は常日頃からあるでしょう。

しかし、幸せとは外側から得るものではなく、自らの内側から作っていくものです。
そこで身体に悪いけども美味しい食べ物は、今食べる必要はなくて、健康な状態になってから「2週間に1回」「1ヶ月に1回」など自分なりにルールを決めて食べるのが良いでしょう。
「酒は飲んでも飲まれるな」という言葉があるように、
「食は喰べても喰べられるな」といったことが言えます。
身体に悪いものを食べて肌が荒れるようならば、それは食べ物に喰べられていると言えますよね。
質の良い食事で身体を作り、運動によって身体を鍛え、睡眠によって身体を再生する、それを継続することで、
「お菓子」
「スイーツ」
「アイス」
「インスタント食品」
「ファストフード」
「ラーメン」
「アルコール」
であろうと、たまに口にするくらいなら肌が荒れることはないでしょう。つまり、食べ物に喰べられることはなく、こちらが喰べているのです。
きっとこれから肌改善をするにあたって、頑張っているのに中々治らない日も出てくるでしょう。

そこで、「雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)」という言葉があります。
「小さな努力でも、根気強く継続すれば、いつか大きな成果が得られる」という意味で、具体的には、雨のしずくが同じ場所を何度も落ち続けることで、やがて硬い石にも穴を開ける様子を表しています。
きっと今の悩みも努力も必ず大きなプラスになって返ってくる日もくるはずなので、決して挫けずに頑張っていきましょう。

それでは、あなたの人生がこれから明るく輝き出すことを祈っております。
