植物油脂は体に悪い?危険性・体への影響・発がん性・アレルギーリスク・入ってるもの一覧を解説

植物油脂」はパン・菓子・レトルト食品の原材料欄でほぼ必ず見かける項目です。

そんな植物油脂ですが、体に悪いのか発がん性アレルギーリスク入ってるものが気になる人も多いでしょう。

そこで本記事では、植物油脂の危険性、体への影響、発がん性、アレルギーリスク、入ってるもの一覧を詳しく解説し、科学的な視点から安心して食べられるかを検証します。

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目次

植物油脂とは?【原材料・種類・使用目的】

植物油脂は、食品の原材料として最も頻繁に登場する項目で、油脂類の総称です。

原材料は、パーム油、大豆油、菜種油(キャノーラ油)、ひまわり油、コーン油、ごま油、米油、オリーブ油など、植物の種子や果実から圧搾・抽出された油です。

精製度により「精製植物油脂」「部分水添植物油脂」「分別植物油脂」などと細分化されます。

種類は非常に多く、主なものとして以下があります。

  • パーム油・パーム核油(最も使用量が多い、安価で固形)。
  • 大豆油(価格安定、クセが少ない)。
  • 菜種油(キャノーラ油)(オレイン酸豊富、健康志向)。
  • ひまわり油・コーン油(リノール酸が多く、揚げ物に)。
  • 米油(γ-オリザノール含有、健康訴求)。
  • オリーブ油(高級品、エクストラバージンなど)。
  • ごま油(香り付け用)。

使用目的は、食品の風味・食感・保存性を向上させることです。

  • 揚げ油(天ぷら、唐揚げ、ポテトチップス)。
  • マーガリン・ショートニングのベース(パン、ケーキ、クッキー)。
  • 乳化剤として(マヨネーズ、ドレッシング、アイス)。
  • コク出し(レトルトカレー、スープ、菓子)。
  • 離型剤(パン、ケーキ型からの剥がれ防止)。
  • 保存性向上(酸化防止剤と併用で日持ち向上)。

植物油脂は食品衛生法で「食品」扱いのため、添加物表示義務はなく「原材料」欄に記載されます。トランス脂肪酸(部分水添油脂)は心疾患リスクがあるため、現在は低減傾向。

原材料表示で「植物油脂」とだけ書かれていても、実際は複数種類をブレンドしていることがほとんどです。健康志向の商品では「オリーブオイル」「米油」など具体名が記載される傾向にあります。

植物油脂は体に悪い?危険性や体への影響について

植物油脂は体に悪いのか、危険性、体への影響について正しく解説します。

まず、植物油脂自体は「体に悪い」ものではありません

原材料はパーム油、大豆油、菜種油(キャノーラ油)、ひまわり油、コーン油などで、必須脂肪酸(リノール酸、オレイン酸)やビタミンEを含み、エネルギー源として必要です。

問題は「種類」「精製度」「摂取量」「調理法」にあります。。

そこで、植物油脂の危険性として注目されるのは以下の点です。

①トランス脂肪酸

昔の「部分水添植物油脂」に多く含まれ、心疾患リスクを高めます

現在は大幅に削減され、日本平均摂取量はWHO基準(総エネルギーの1%未満)をクリアしていますが、一部の安価な菓子・冷凍食品に残存する場合があります

②オメガ6脂肪酸の過剰

大豆油、コーン油、ひまわり油はリノール酸(オメガ6)が多く、過剰摂取で炎症を助長する可能性

現代人はオメガ6:オメガ3の比率が20:1以上と偏りがち(理想は4:1以下)。

③高温調理による酸化

揚げ物や天ぷらで繰り返し加熱すると過酸化脂質が発生し、体への影響として動脈硬化リスクが増加

④パーム油の問題

安価で多用されますが、飽和脂肪酸が多く(約50%)、過剰摂取でLDLコレステロール上昇の可能性

環境破壊(熱帯雨林伐採)の倫理的問題もあります。

植物油脂の体への影響のまとめとしては、

  • 適量なら問題なし:1日20-30g(大さじ2-3杯程度)は必須脂肪酸供給に必要。
  • 過剰摂取は危険:総摂取エネルギーの20-30%を超えると肥満・生活習慣病リスク。
  • 選び方で大きく変わる
    • 良い:オリーブ油、キャノーラ油、米油(オレイン酸豊富)。
    • 注意:部分水添油脂含有商品(マーガリン、菓子)。

となります。

結論:植物油脂が体に悪いわけではなく、種類と量が重要です。原材料表示で「パーム油」など注意し、トランス脂肪酸0g表示や「キャノーラ油」「オリーブ油」表記の商品を選ぶと安心でしょう。

そして、1日総油脂摂取量を30g以内に抑え、加熱調理は控えめにすれば危険性はほぼありません

植物油脂の発がん性やアレルギーリスクは?

植物油脂の発がん性やアレルギーリスクについて正しく解説します。

まず、発がん性について、現時点で「植物油脂そのものが発がん性を持つ」という科学的証拠はありません

IARC(国際がん研究機関)や厚生労働省、JECFAの評価でも、植物油脂(パーム油、大豆油、菜種油など)は発がん性物質に分類されていません

ただし、以下の2点に注意が必要です。

①高温加熱による変性

揚げ物や天ぷらで200℃以上で繰り返し加熱すると、過酸化脂質やアクロレインが発生し、これらが発がん性リスクを高める可能性が動物実験で示唆されています。

家庭でも揚げ油を何度も使うと危険

②トランス脂肪酸

昔の「部分水添植物油脂」に多く含まれたトランス脂肪酸は、心疾患だけでなく大腸がんリスクを高めるとの疫学研究があります。

現在は大幅削減され、日本人の平均摂取量はWHO基準(総エネルギーの1%未満)をクリアしています。

そして、植物油脂のアレルギーリスクですが、極めて低いとされています。 植物油脂は高度に精製されるため、元となる植物のタンパク質(アレルゲン)はほぼ除去されます。

大豆油で大豆アレルギー、落花生油でピーナッツアレルギーが発症した報告は世界でも数例のみ。ごま油は香り成分が残るため、ごまアレルギーの人は注意が必要ですが、他の植物油脂はほぼ安全です。

結論:通常量の植物油脂に発がん性やアレルギーの心配はほぼありません

問題は「高温繰り返し加熱」と「トランス脂肪酸含有商品」です。

悪い油を避けたり、揚げ油は使い回さず、1日の油脂摂取を30g以内にすれば発がん性・アレルギーリスクは実質ゼロとなっているため、安心して使用できます。

植物油脂が入ってる食べもの一覧

以下は、植物油脂が入っている食べ物の種類一覧です。特に揚げ物やパン類で多用されます。

菓子類

  • チョコレート
  • クッキー・ビスケット
  • アイスクリーム
  • グミ・キャンディー

パン・ベーカリー

  • 菓子パン
  • 食パン
  • ドーナツ

惣菜・加工食品

  • 揚げ物
  • 冷凍食品
  • おにぎり・弁当

調味料・ジャム

  • マヨネーズ
  • ドレッシング
  • ジャム

まとめ

植物油脂は菓子、パン、惣菜に使用され、適量なら必須脂肪酸供給に必要となっています。

しかし、植物油脂の危険性として、トランス脂肪酸(現在ほぼ削減)と高温繰り返し加熱に注意が必要です。

体への影響は過剰摂取で肥満・炎症リスクがあり、発がん性・アレルギーリスクはほぼないとされています。

植物油脂が入ってる食べ物はポッキー、唐揚げ、ジャムなどがあります。

1日30g以内、部分水添を避ければ体に悪影響はありませんが、気になる方や敏感な体質の方は、原材料確認をして出来るだけ避けると安心でしょう。

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