マーガリンがプラスチックと同じは嘘?デマ疑惑・誤訳・真相を解説

マーガリンはプラスチックと成分がほぼ同じ」「食べるプラスチック」「腐らないから食べ物ではない」って聞いたことありませんか?

ネットで何度も見かけますが、本当なのでしょうか?それとも誰かが作った嘘?

実はこの話、2000年代の英語のチェーンメールが誤訳されて日本で爆発的に広まったデマなんです!

そこで本記事では、

  • マーガリンが本当にプラスチックと同じなのか
  • どこからこんな話が出てきたのか
  • 誤訳の真相
  • 今のマーガリンは安全なのか

を、分かりやすく解説します。

目次

マーガリンがプラスチックと同じは嘘でデマ?

「マーガリンはプラスチックと同じ成分」「塗料と同じ」「1分子しか違わない」などとネットでは噂されています。

これは、すごく有名な話ですが…実は嘘でデマなのです!

それでは、一体なぜそんな話が出たのか、真相をわかりやすく説明しますね。

デマの内容は?

  • マーガリンはプラスチックと分子が1個しか違わない
  • 腐らないから食べ物ではない
  • 体の中で消化されない

全部ウソ!理由を説明

1.プラスチックと分子が同じ?

    答えは「」になります。

    • マーガリン:主に脂肪酸(炭素16~18個)とグリセリンからなるトリグリセリド。例:オレイン酸エステル。
    • プラスチック(ポリエチレンなど):炭素と水素が数百~数千連なった高分子。炭素数や構造が全く違う。

    例えると、「水とダイヤモンドは炭素が違うだけ」って言うような間違い

    2.腐らないから食べ物ではない?

    答えは「」になります。

    • マーガリンは油+水+乳成分でできてるので、開封後は酸化・カビ・雑菌で普通に腐ります
    • 冷蔵庫でも1~2ヶ月で風味が落ち、放置するとカビが生えることも
    • 「腐らない」は冷蔵庫保存+保存料のおかげで「見た目が変わりにくい」だけ。
    3.体の中で消化されない?

    答えは「」になります。

    • マーガリンは油と同じで、しっかりと消化されてエネルギーになります
    • カロリーもバターと同じ(大さじ1杯で約100kcal)。

    なぜこんなデマが広まったの?

    • 2000年代に「トランス脂肪酸=超危険!」って騒ぎになったとき 「マーガリンは体に悪い」をもっと怖くするために作られた話
    • 英語圏のチェーンメールが日本に訳されて爆発的に広まった

    今のマーガリンは?

    • トランス脂肪酸はほぼゼロ(100gで約0.99g程度)(バターの約半分)
    • 普通の植物油+水+安全な添加物でできてる
    • 国の安全基準を全部クリア

    結論

    • マーガリンがプラスチックと同じは100%嘘でデマ!
    • 昔のトランス脂肪酸の話が誇張されて「プラスチック」って話に変わっただけ
    • 今のマーガリンは普通の食品です

    マーガリン=プラスチックは完全に嘘!

    1日大さじ1杯ほどなら安心してパンに塗って、おいしく食べてOKですよ♪

    マーガリンが食べるプラスチックは誤訳?

    「マーガリンは食べるプラスチック」って有名な話、実は誤訳が原因なんです!

    どうやって誤訳が生まれた?

    • 2000年代初頭、アメリカのチェーンメールで「Margarine is but ONE MOLECULE away from being PLASTIC」(マーガリンはプラスチックと分子が1つしか違う)という表現が広まりました。
    • これが日本で誤訳され、「マーガリンはプラスチックと同じ」「食べるプラスチック」になりました。
    • 元の英語は「plastic=可塑性(柔らかく形を変えられる性質)」の意味で、科学的に「分子が同じ」という意味ではありません。

    でも本当は…

    • 「1分子しか違わない」は科学的に意味不明(分子は種類が違う)
    • プラスチック(ポリエチレン)は「炭素と水素」だけ、マーガリンは脂肪酸+グリセリン+水+ビタミン
    • 例えると「水とダイヤモンドは炭素が1個違う」って言ってるようなもの

    真相

    • これは「トランス脂肪酸が危険!」って言いたかった人が わざと怖が怖くした表現
    • 英語の原文も科学的に間違ってるデマ
    • 日本では「食べるプラスチック」が一人歩きして、今でも信じてる人がいる

    今のマーガリンは?

    • トランス脂肪酸はほぼゼロ
    • 普通の油+水でできてる安全な食品

    結論:「マーガリンは食べるプラスチック」は完全な誤訳から生まれたデマ!安心してパンに塗ってOKです♪

    マーガリンの安全性や禁止国について

    「マーガリンは体に悪いから海外で禁止されてるのに日本だけ売ってる」って聞いたことありませんか?

    実はこれ、大きな誤解です!日本のマーガリンの安全性と、販売禁止国の真相をやさしく説明します。

    日本で売ってるマーガリンの安全性(2025年現在)

    • トランス脂肪酸(昔の悪者)はほぼゼロ!今の日本のマーガリン → 100gで0.99g程度 大さじ1杯で0.1g前後WHO基準の50分の1以下
    • 日本メーカーが低減努力によって、トランス脂肪酸をガクッと減らした
    • 小岩井・帝国ホテル・雪印などのマーガリンはトランス脂肪酸が低く安全性が高い
    • カロリーはバターと同じ(大さじ1杯で約100kcal)
    • コレステロールはゼロ(バターは100gあたり約210mg)
    • 厚生労働省が「普通に食べる量なら安全」と発表済み

    マーガリンの販売禁止国はどこ?

    • 販売禁止国は世界中どこにもありません
    • 「デンマークでマーガリン禁止」はウソ! → デンマークは2003年から「トランス脂肪酸2g/100g超の商品」を禁止しただけ。今は低トランスのマーガリンが普通に売ってます
    • アメリカも2018年から「部分水添油脂(トランスが多いやつ)」を禁止しただけ → 今は「トランス脂肪酸0g」のマーガリンがスーパーにズラッと並んでます
    • EU、韓国、ブラジルも同じ → トランス脂肪酸の量を制限しただけ

    なぜ日本は規制がないの?

    • 日本人のトランス脂肪酸摂取量は1日0.3~0.7g(WHO基準の1/3以下)
    • すでに安全な量だから「わざわざ法律で禁止しなくていい」と国が判断
    • メーカーも自主的に減らしてくれてるからOK!

    結論

    • 日本のマーガリンは安全性バッチリ!
    • 販売禁止国はどこにもない(トランス脂肪酸規制の誤解)
    • 1日大さじ1杯程度ならバターと同じくらい安心

    マーガリンはもう「体に悪い」なんて言われない時代!

    適量であれば、安心して食べられる食べ物ですよ。

    まとめ

    結論:「マーガリンはプラスチックと同じ」は100%嘘でデマ

    元は英語の「分子が1個違う」という科学的に意味不明な表現が、誤訳で「食べるプラスチック」に変わって広まっただけとなります。

    マーガリンは植物油+水でできてて、プラスチックとは全然違います。今のマーガリンはトランス脂肪酸もほぼゼロで安全とされています。

    「腐らないから食べ物ではない」も嘘です。

    1日大さじ1杯ほどなら安心してパンに塗って、おいしく食べてOKです♪

    おすすめの無添加化粧品

    マザーベジタブル

    サポートできる範囲
    アトピー肌ニキビ肌の保湿
    乾燥肌皮脂汚れシミ、シワ
    テカリ抑制髪の清潔感髪の艶


    日本初上陸の『マザーベジタブル』は
    厚生労働省の定める「医薬部外品原料規格」
    として開発された化粧品です。

    化学薬品・農薬不使用の完全オーガニックで
    アレルギーや肌の弱い方にも対応しています。

    >>>詳細はこちら<<<

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次