コチニール色素の危険性は?アレルギーリスク・発がん性・使われているもの一覧を解説

コチニール色素は、ハム、ヨーグルト、キャンディーなどに鮮やかな赤~ピンク色を付与する天然着色料で、コチニールカイガラムシ由来の食品添加物です。

そんなコチニール色素ですが、アレルギーリスク発がん性が気になる人も多いでしょう。

そこで本記事では、コチニール色素の危険性、アレルギーリスク、発がん性の真偽、使われているもの(食品)一覧を詳しく解説し、安心して摂取できるかを科学的に検証します。

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目次

コチニール色素とは?【食品添加物の原材料・効果・使用目的】

コチニール色素とは、鮮やかな赤色を食品に付与する食品添加物で、天然由来の着色料として広く使用されます。ハム、ソーセージ、アイスクリームなどの食品に鮮やかな色を与えます。

原材料は、メキシコや南米に生息するコチニールカイガラムシ(Dactylopius coccus)のメスから抽出されるカルミン酸です。この原材料は、乾燥した虫体を粉砕し、アルカリ処理で精製して得られ、食品グレードの高純度な赤色色素として使用されます。

効果としては、食品に鮮やかな赤~ピンク色を付与し、視覚的魅力を高めます。天然色素のため、合成着色料に比べて自然な色合いが特徴で、熱や光、酸に比較的強く、色落ちしにくい効果があります。消費者の購買意欲を高め、食品の見た目を安定させます。

使用目的は、食品の色を美しく保ち、商品価値を高めることです。ハム、ソーセージ、魚肉練り製品、アイスクリーム、ヨーグルト、キャンディー、グミ、清涼飲料水、ジャム、デザートなどに使用され、食欲をそそる色合いを生み出します。

コチニール色素の危険性は?体に悪いのか・アレルギーリスクについて

コチニール色素の危険性は、通常の食品添加量ではほぼ無視できるとされていますが、特定の体質の人には注意が必要です。

まず、コチニール色素が体に悪いのかと言いますと、厚生労働省やJECFA(合同食品添加物専門家会議)は安全性を評価し、ADI(許容一日摂取量:体重1kgあたり5mg)を設定しています。食品中の使用量(0.1~0.5g/kg)は微量で、体に悪い影響は通常ありません。

ただ、コチニール色素の危険性として、アレルギーリスクが主な懸念です。コチニール色素は昆虫由来のため、甲殻類やダニにアレルギーのある人(約0.1~1%)で、まれに発疹、かゆみ、呼吸困難などのアレルギー反応が報告されています。

特に、化粧品での皮膚接触や食品摂取で反応が起きる場合がありますが、食品経由の発生率は低いです。

アレルギー体質の人は原材料表示を確認し、コチニール色素を含む食品(キャンディー、飲料など)に注意する必要があるでしょう。

コチニール色素に発がん性はある?

コチニール色素の発がん性に関する懸念は、現時点で科学的証拠がなく、通常の食品添加量では発がん性リスクはほぼないとされています。

発がん性について、動物実験やヒトの疫学研究でコチニール色素ががんを引き起こす証拠は見つかっていません。IARC(国際がん研究機関)やNTP(米国国家毒性プログラム)でも発がん性物質に分類されていません。

主な健康リスクは、昆虫由来によるアレルギー反応(発疹など)で、発がん性とは無関係となっています。適量使用なら安心のため、気になる方は原材料表示で確認を推奨します。

コチニール色素が使われているもの(食品)一覧

以下は、一般的にコチニール色素が使われているもの(食品)一覧です。

  • 加工肉製品: ハム、ソーセージ、ベーコン、ランチョンミート、焼豚の赤み付け。
  • 魚介加工品: かまぼこ、魚肉ソーセージ、たらこ、鮭子のピンク色着色。
  • 菓子類: キャンディー、グミ、ゼリー、チョコレートコーティングの赤色。
  • アイスクリーム: ストロベリー味アイスクリームのピンク色。
  • ヨーグルト: いちご味ヨーグルトの色付け。
  • ジャム: いちごジャム、チェリージャムの赤色強化。
  • 飲料: 果汁飲料、カクテル、かき氷シロップの赤色。
  • 惣菜: ピザ、惣菜パン、サンドイッチのトッピング色付け。
  • 漬物: ピクルスや紅まんじゅうの着色。
  • 清涼飲料水: ピンク系ソーダやジュースの色調。
  • デザート: プリン、フルーツゼリーの赤ピンク色。
  • スナック菓子: 赤いチップスやコーンの着色。
  • 調味料: 一部ソースやドレッシングの色付け。

原材料表示では、通常「コチニール色素」「カルミン酸色素」「着色料(コチニール色素)」「カルミン」「カルミン酸」「天然赤色4号(日本での指定名称)」などと記載されています。

まとめ

コチニール色素はハム、ヨーグルト、キャンディーなどに使用される天然着色料で、コチニールカイガラムシ由来です。

安全性は厚生労働省やJECFAが評価しており、ADI(5mg/kg体重)内で健康リスクほぼなしとしています。発がん性の証拠はなく、アレルギーリスク(発疹、0.1~1%)は昆虫アレルギーの人にまれです。

使われているもの(食品)としてはソーセージ、飲料、ジャム、グミなどがあり、適量なら安心ですが、気になる方や敏感な方は出来るだけ避けるのがいいでしょう。

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