ステビアは太る？カロリーや糖質・使われてる飲み物&食べ物・デメリットを解説

ステビアは、南米原産のキク科植物から抽出される天然甘味料で、清涼飲料水やガムに使われる食品添加物です。

そんなステビアですが、摂取することで太るのかやカロリー、糖質について気になりますよね。

そこで本記事では、ステビアのカロリー、糖質、太る可能性、使われている飲み物や食べ物、デメリットを詳しく解説し、安心して摂取できるかを科学的に検証します。

ステビアは太る？カロリーや糖質について

ステビアは、南米原産のキク科植物から抽出される天然甘味料で、砂糖の100～300倍の甘さを持っています。主に清涼飲料水、ヨーグルト、ガムなどに使用される食品添加物です。

それでは以下で、ステビアのカロリー、糖質、および太る可能性について詳しく解説します。

ステビアのカロリーは、1gあたりほぼ0kcal（実質ゼロ）とされています。主成分のステビオサイドやレバウディオサイドAは、体内でほとんど代謝されず、便や尿で排出されます。このため、ステビア自体はカロリーをほとんど提供せず、直接的に太る原因にはなりません。

糖質についても、ステビアは非糖質性の甘味料で、血糖値を上昇させないため、糖質制限ダイエットや糖尿病管理に適しています。研究では、ステビア摂取後に血糖値やインスリン分泌に影響がないことが確認されています。

ただし、ステビアによって太る可能性については間接的な要因が議論されています。ステビアの甘味が脳の報酬系を刺激し、食欲が増進して過食につながる可能性が一部研究で指摘されているのです。

しかし、これは個人差が大きく、ステビア単独で太ると結論づける証拠は不十分です。食品中の使用量（0.01～0.5g/kg）は微量で、厚生労働省やJECFA（FAO/WHO合同食品添加物専門家会議）は安全性を評価し、ADI（許容一日摂取量：体重1kgあたり4mg）を設定しています。

ステビアの通常の摂取（例：ダイエットソーダ1缶で約50～100mg）ではカロリーや糖質の影響はなく、太る心配はほぼ不要と言えるでしょう。

そのため、ステビアを含む食品全体のカロリーや糖質に注意し、原材料表示を確認することで安心して摂取できますよ。

ステビアが使われてる飲み物&食べ物一覧

ステビアは、低糖質食品の甘味調整に適しており、以下は一般的に使用される食べ物&飲み物の種類一覧です。

食べ物

飲み物

ステビアのメリット・デメリット

以下で、ステビアのメリットとデメリットをわかりやすく解説します。

メリット

デメリット

結論として、ステビアは適量ならメリットが大きく、デメリットは最小限と言えます。原材料表示を確認し、バランスの良い食事を心がけましょう。

まとめ

ステビアは天然甘味料で、カロリーほぼゼロ、糖質なしで太る原因になりません。

使用されている食べ物や飲み物は、清涼飲料水、ヨーグルト、ガム、プロテイン飲料などがあり、安全性は厚生労働省やJECFA（合同食品添加物専門家会）が評価し、ADI（許容一日摂取量：4mg/kg体重）内で健康リスクはほぼなしとしています。

デメリットは後味の苦み（10～15%が感じる）やまれなアレルギー（発疹、0.1%未満）が挙げられます。その他、過剰摂取で下痢の可能性もありますが、通常量では問題ありません。

つまり、ステビアは適量なら心配はいりませんが、気になる方や敏感な方は出来るだけ避けると安心でしょう。